覆される都市伝説
「便利なものが好きだからな。…っとよし。それじゃあコウガにシキ、お前達はこれから自由だ。好きに生きると良い」
「それはどうも。良かったね、シキ」
相変わらずコウガの背後にいるシキは、だが硬い表情を崩さない。
「無愛想な相棒でゴメンね? これでも一応感謝はしているから」
「…まあ本当に一応だろうな。まっ、別に構わんが。とりあえず、今回はご苦労」
「いえいえ。また何かあったら、ぜひ連絡を」
「ああ」
そして二人の通信は切られた。
マカは次に、コウガから送られてきた情報を、甥のセツカに送る。
「やれやれ…。パソコンの画面ばかり見ていたせいで、眼がショボショボするな」
そう言いつつも、キーボードを叩く手は止まらない。
「それはどうも。良かったね、シキ」
相変わらずコウガの背後にいるシキは、だが硬い表情を崩さない。
「無愛想な相棒でゴメンね? これでも一応感謝はしているから」
「…まあ本当に一応だろうな。まっ、別に構わんが。とりあえず、今回はご苦労」
「いえいえ。また何かあったら、ぜひ連絡を」
「ああ」
そして二人の通信は切られた。
マカは次に、コウガから送られてきた情報を、甥のセツカに送る。
「やれやれ…。パソコンの画面ばかり見ていたせいで、眼がショボショボするな」
そう言いつつも、キーボードを叩く手は止まらない。