覆される都市伝説
「お帰りなさい。また今年も買いましたねぇ」
「今年の味はまあまあだな。B級だから、腹がふくらめば良いか」
ソウマに荷物をあずけ、肩を鳴らしながらマカは庭に出た。
「ああ、ナナオさんの荷物も下ろして良いですよ。今から私が持っていきますから」
「はっはい…」
わたしはフラフラしながらマカの後を追った。
庭は洗濯物を干す台の他、イスとテーブルのセットもある。
芝生や鉢植えもあるけれど、…池や木まであるのは何故?
「ここって最上階なのよね? だからこんなのまであるの?」
「いや? 全フロアには同じ物がある。ちなみにこのマンションはフロアに一室ずつ貸し出してはいない。フロア一つを一室として、貸し出しているんだ」
つまり、部屋ではなくフロアカウント?
…お金持ちって…。
「今年の味はまあまあだな。B級だから、腹がふくらめば良いか」
ソウマに荷物をあずけ、肩を鳴らしながらマカは庭に出た。
「ああ、ナナオさんの荷物も下ろして良いですよ。今から私が持っていきますから」
「はっはい…」
わたしはフラフラしながらマカの後を追った。
庭は洗濯物を干す台の他、イスとテーブルのセットもある。
芝生や鉢植えもあるけれど、…池や木まであるのは何故?
「ここって最上階なのよね? だからこんなのまであるの?」
「いや? 全フロアには同じ物がある。ちなみにこのマンションはフロアに一室ずつ貸し出してはいない。フロア一つを一室として、貸し出しているんだ」
つまり、部屋ではなくフロアカウント?
…お金持ちって…。