1/3の微妙なカンケイ
「・・・そうなの?」

「うん。オレ、女の子が好きだもん」

あたしは、手を離す。

でも、かなり密着気味に、そばにいて

「タクト!悠里知らない?家にいないみたいで。ずぶ濡れだったんだけど大
丈・・・」

ドアを開けながら、奏ちゃんが現れた。
< 113 / 194 >

この作品をシェア

pagetop