1/3の微妙なカンケイ
まあいい。

入ろう。

「悠里?」

ドアを開けると、奏ちゃんの声がした。

入って行く。

「姿が、見えなかったから」

言いながら、奏ちゃんを見つける。

顔が赤い。

こっちを見た、目も潤んでる。

やっぱり。

「ごめん。熱あったんだ。気づいてあげられなかった」

笑ってる。

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