1/3の微妙なカンケイ
あたしが奏ちゃんを好きだってバレて、その上で拒絶されたら、あたしはどうしたらいいんだ。

奏ちゃんがいない人生なんて、生きていけない。

…だったら、

ずっと幼なじみなこの位置のままでいい。

だから、そばにいさせてほしい。

だから、絶対、気づかれたくない。

タクトと眼が合った。

あたしが考えてることを、すっかり読み取られてる気がした。
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