先輩のボタン【卒業記念ショートストーリー】



『早坂れん』


『はい!!』





大きな声。





珍しく真面目な顔で…

ポケットに手も入れず、姿勢良く立つ後ろ姿。





やだよ…


先輩。





先輩のいない学校なんて嫌だよ…







仰げば尊しは、歌えなかった。





甦る先輩との思い出。






先輩が好きです…










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