まとまりのないSS庫。
「本当だから」


みるみるうちに篠栗は赤く
なった。


腕をいったん離して手をつなぐと、
そろそろ湯気か何かが出そうなくらい


さらに真っ赤になった。


「仕方ないな・・」


「な、なにがっ? ていうか、
手、手! 離して!」





離すわけがない、でしょ。


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