まとまりのないSS庫。
心臓が、ジェットコースター
に乗った時みたいに大きく
ばくばくなってるのが分かった。


「小野田ー宮野が
なんかなっちゃったんだけどー」


「えー? 宮野ちゃんどうしたのー?
あ、先生近すぎて嫌なんでしょ」


後ろの席の小野田ちゃんに話振られた。


「いや、ちがーくて。 分かんなくて
死にそー、みたいな」


勘で顔が赤いのが引いたっぽいと
判断して、顔をあげて笑った。


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