まとまりのないSS庫。
傘を両手で握りしめながら
一回転させると、


冬樹さんは隣にある自販機
を見て、ぶつぶつ何か呟いた。


「崎々」


「ん、」


「崎々小道、です。 
あたしの名前」



「こみち? あー・・、ぽい」

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