【完】お隣さんは同級生〜一人暮らしの2人〜㊤
「彩音!もう隠し事はナシよ。苦しんでいるならちゃんと相談して。力になるから!」
私は真剣に彩音の顔を見て言った。
ちゃんと言ってくれなきゃわからない。
伝わらない。
それはもう、十分にわかったでしょう?
「…私…携帯が怖い…」
彩音は震えながら自分の携帯を私に差し出した。
私はその携帯を手に取る。
…何?
「…メールの…受信ボックス、見てみて…」
そう言った彩音は再びテーブルに突っ伏した。
「な…に、コレ…」
私は受信メールを見て目を疑いたくなった。