【完】お隣さんは同級生〜一人暮らしの2人〜㊤
久々のアルバイト
彩音Side
美菜に打ち明けた次の日美菜は
「久々に彩音の笑顔見れたわ」
そう私に言って笑った。
昨日泣いたからかな?目が少し腫れていた。
「私は彩音の味方だからね?ちゃんと頼ってね?昨日打ち明けてくれて嬉しかった」
そう告げて帰って行った。
やっぱり私には美菜がお姉ちゃんに感じられるよ。
…頼れるお姉ちゃん。
…料理はてんでダメだけれど。
それにくすり、一人笑った。
いつまで経っても美菜に心配掛けっぱなしの私はいつか…今度は美菜の支えになれたらなと思った。
なんだか久々にすっきりした朝をこの部屋で迎えられたからルンルン気分でバイト先に向かった。
とても
…とても大事な事を忘れて―…