【完】お隣さんは同級生〜一人暮らしの2人〜㊤
俺はこんな彩音に…
ちゃんと向き合ってくれた彩音に伝えないといけない。
この気持ちを。
この手で早く抱きしめたい。
そのふわふわの髪に触れたい。
…彩音の笑った顔が、見たい。
彩音はこんなガキな俺を知ったら離れるかもしれない…
こんな独占欲の塊みたいな俺を…彼女は受け入れてくれるのだろうか?
だけど“信じる”と言った彩音の言葉を俺も信じねーと。
信じなければ、何も始まらないんだ。
前みたいに彩音と悠士と美菜の4人で笑い合える様に
俺は信じるんだ。