【完】お隣さんは同級生〜一人暮らしの2人〜㊤
お風呂から上がった私はこれから一人暮らしをするという事で胸が一杯になっていた。
ふと壁に掛かっていた真新しい制服が目に入る。
きっとお母さんが壁に掛けたんだろう。
あと1週間もすればこの制服を着て入学式を迎える私は、友達できるかな?という不安もあったけどこれからの事が楽しみでならなかった。
ムフフと1人新生活を考えながらふかふかのベッドに寝転がって、その日はそのまま眠りについた。
次の日…気付いた時には既に朝の10時を過ぎていたのにはすごくびっくりした。
…あー寝過ぎた…
とりあえずぼーっとする頭に渇をいれる為に顔を洗って、昨日やり残した部屋の片付けをする。
部屋の片付けとは言う物のお母さん達のおかげでほとんど終わっていて、1時間もしない内に片付けは終了した。
当たり前だけど、空っぽの冷蔵庫を見て今日の夜ご飯の材料を買いに行かなきゃと、かるく化粧をして、髪を巻いていると
ピンポーン
インターフォンが鳴った。