【完】お隣さんは同級生〜一人暮らしの2人〜㊤
「…彩音ね。てか大学生じゃねーしっ!俺今年高1なんだけど」


私の質問が悪かったのか少し不機嫌そうに言う柾樹。

おぉっ…
そんな表情もするのね…
なんて、目の前の彼の不機嫌に歪んだ顔を見て思う。



…ん?



ってゆーか…
え!?
今なんて言った!?

高1!?
高1…
こう…い…ち?


「え?えぇぇえぇぇぇっ!?うっ…嘘でしょ?同い年!?」


見えない。見えない!見えない!!

絶対嘘でしょ?


嘘。嘘。嘘。

この人が同い年ってゆーなら実は私20歳とかなの!?

そーじゃないと同い年って認められない。

それくらい目の前の柾樹は15歳には見えない。



「嘘じゃねーし。てか同い年かよ。そっちこそ大学生かと思ったし」


ん?柾樹君、いきなり言葉遣いが悪くなりましたよ。


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