LIMIT COMPLEX
あたしのびっくりした顔を見て、


リュージは慌ててそっぽを向き、乱暴にギターや譜面を片付け始めた。


「じゃ、じゃな。明日な。絶対来いよ。」


「う、うん。頑張って。」


リュージが顔を赤くしたので、


あたしの頬まで熱くなってくる。


意味不明。


何、これ。


小さく手を振り送り出す。
< 13 / 244 >

この作品をシェア

pagetop