びたーびたーちょこれーと。
「望夢やったなっ☆」
師走が久々にからかってきた。
「ばっか!うるせぇ!そんなんじゃ…」
と布瀬に口にポッキーを当てられた。
「さっやれやれー♪……っだ!」
布瀬は水無月に蹴飛ばされ、背中を抑えてうずくまった。
「冷やかしなんてすんな」
水無月は完全不機嫌!!
俺なんかですいません……。
「は、早く反対側くわえろよ」
俺は照れを隠したくて、思わず口調が強くなった。
水無月は顔を赤くしながら、反対側をくわえた。
「スタート!!!」
師走と睦月がハモらせながら言った。