びたーびたーちょこれーと。
「何すんだよはこっちの台詞よ!毎日毎日頭に当てやがって!いい加減我慢の限界よっ」
手に持っていたネットを長月に投げつけた。
「わっちょっ…!やってるのは師走だろっ」
「そーやって他人に責任転嫁するなんてサイッテー」
私はべーっと舌を出して走り去った。
アマ
「クッソ…なんだよあの女…」
長月はボソッと呟いた。
私はそんなの知る由もなく、ボールを散らばした千咲の手伝いをした。
(やっぱ長月は苦手よ苦手!!
ていうか、性格ウザい!!)
この時は、長月に対して苦手意識しかなかった。