びたーびたーちょこれーと。
てっきり付き合うのかと思った。
だって、水無月とはかなり仲よさ気だったし…第一自慢の為に俺に言ったんじゃ!?
「望夢さ、お前も水無月好きなんだろ?」
「す、好きじゃねーし」
また意地張っちまった。
「…ま、いいや。俺様はまだ諦めねーけどな!!」
師走はニカッと笑い、教室を出て行った。
「告白…か」
水無月を見る。
あいつは髪が伸びて、後ろに結んでいたのを横に1つに結んでいる。
(似合うなーあの髪型)
本当は師走に負けないくらい、俺だって水無月が好き。