びたーびたーちょこれーと。






「なるほどね…」


「本当は師走と友達に戻りたいんだ…まぁ無理な話だけどね」

続けて長月の話もした。

案の定、千咲はニヤニヤしだした。


「未琴ちゃん、長月が好きでしょ?!」

「う、うん…」


「(/´;∀;`)/」


千咲は喜んでくれた。

千咲はずっと私と長月がくっつけばいいのにって言ってたし。


でも、あの夏のことは話してない。

長月との秘密だから。



「未琴ちゃんさ、長月に告りなよ!絶対両思いだよ!!」

千咲はドーナツをたいらげて、声を大にした。



「なっ、んなわけないよ!!有り得ないもん…」


と言い合いになり、段々激しさが増した。






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