びたーびたーちょこれーと。






「フラれて直ぐに他の男とイチャイチャしてる姿見てすげぇ傷付いたわ」


「ちょっとそれ自分勝手過ぎない?」

千咲はキッと師走を睨んだ。


「うるせぇ」

師走は顔を少ししかめていた。


うちはその間に次に来ていたメールを読んだ。


「……っ
ねぇ、師走、矛盾してるよ」


うちは涙を拭いながら立った。



「次のメール、何これ」



From:師走 雅人

―――――――――――



お前、望夢と幸せになれよな

       -END-

―――――――――――


「どうして…?
わざと嫌われようとしたのでしょ?」


師走は、少しばつの悪そうな顔をした。






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