びたーびたーちょこれーと。
次の日、久々に師走と話した。
「昨日は…その…すまなかった」
「いーよ!師走は悪い奴じゃないことくらい分かってるから」
師走は今までにないくらい穏やかな笑顔だった。
しばらくして長月も学校に来て、3人で話していた。
良かった。
関係がごちゃごちゃにならなくて……。
師走の思いも受けて、私は気持ちを再確認した。
いつか、長月にこの思いを伝えられたらな……。
師走と話して笑い合う長月の姿を見て私はそう強く思った。