出会い系DE愛
私は言われるがままに、小さなダイヤが施してあるリングを取り出した。



するとトオルさんは、その指輪を私の手から奪った。



そして、すっくと立ち上がった。



片足がまだ完全ではなかったけれど、彼は真っ直ぐと姿勢を正した。



つられて私も立ち上がる。









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