不良イケメン男子校に入学します。




人気のない図書室。




―――ダンッ

「痛いっ」

三浦潤があたしを壁に押さえつけた。




「な、なによ‥。」

気を失いそうなほど恐いくせにわざと強気に言ってみる。




「お前さぁ、俺のこと恐くねぇの?」




恐いです。恐いですよそりゃ。
でも恐いって言ったら負ける気がして、

「恐いってか‥‥ムカツク。」




強気に言ってみた。

(言ったすぐ後に後悔したのは秘密←)




< 51 / 138 >

この作品をシェア

pagetop