不良イケメン男子校に入学します。
本当の君
良哉と教室に戻ったあたし。
戻るのが遅すぎたあたしたちは先生にこっぴどく怒られた。
――――昼休み。
「なるほどね。三浦潤と教室出てってから色々あったわけね。」
お弁当を食べながら花澄にさっき起きたこと全部話した。
「色々ありすぎだよ〜。頭パンクしそう。」
「ま、でも楽しくなりそうじゃん。」
花澄がお弁当の卵焼きをひょいっと口に入れながら言った。
「はぁ!?楽しくなんてなるわけない!!」
「何にも刺激のない学校生活よりハラハラドキドキした学校生活のがいいしさっ☆」
「よくない!あたしにとっては男しかいない時点で刺激がありすぎる!」
真剣な話してんのに花澄はニヤニヤしながらなんか楽しそう。
こいつに相談したのがバカだった‥‥。はぁ