不良イケメン男子校に入学します。
‥‥‥‥て、てか!!!
あたしまだ三浦潤に抱き締められたままなんですけど!!!!
耳に三浦潤の息がかかるくらい密着してる。
これはさすがにドキドキが‥‥‥!!
「もう大丈夫だよ!だから腕を‥‥」
「あ、わりぃ。」
そう言って抱き締めてた腕を離した三浦潤。
「て、てか三浦潤優しいとこあるじゃん!」
真っ赤になっているであろう顔を隠すために下を向きながら言った。
「人が死ぬとこ見るなんて縁起悪すぎんだろ。別にお前じゃなくたって助けてたし。」
「‥‥でも、助けてくれたのには変わりないよ‥‥。ありがとう。」
「別に。車にひかれるなら俺のいないとこでひかれろ。」