少しの音
「わかりましたよ。」


ぶっきらぼうに発した言葉は
私の精一杯の気持ちだった。



「じゃぁ、また連絡するから!」

そういって一方的に切られてしまった。

どんどん加速していく私の鼓動。
今度はいつ声が聞けるかな?
いつメールがくるかな?
きっとすぐくるよね
だってまだまだ距離があるものね




私は期待でいっぱいだった。
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