一途愛
白い猫は私の友達になった。
愛らしい姿に私の心は キュンキュンしてて
すさんだ心が温かくなっていく・・・・・。


魔法の薬をのんだみたい。


白い猫と出会った夜を忘れないために
あの日の事を思い出した。


寒くて…でも雪が降ってなくて
月が綺麗だった気がした。


月で名前を考えて 月とかいてルナ
男だから

ルナタにした。


これで大関をつけたって

大関ルナタ

ほらね  パパ


大関殿より絶対いいでしょうが。


「素敵な名前じゃない~~。」ママ。

「なんで 月太 って書いて ルナタなんだよ。
月はゲツだろ?ゲツタだろ?」

パパは納得いかない様子。


「いいの ルナタで~~~~!!」


まったくセンスないからね・・・・・。

大関姫ってつける人だから期待してないけどさ。



「ルナタ よろしくね。
ルナタの兄弟のあの黒い子も
お名前ついてるといいね。」


ルナタは大きなあくびをして
小さな肉球を開いた。
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