一途愛

友達ができたこと　一番に教えたい龍はまだ来ない。
しばらくバイトで顔を見てなかったから
ウキウキしていた。


「ね～姫　三井たちが　大関可愛くね？って
噂してたよ。」

未来がにやにやしていた。

「え？うっそ…。」

「うちたちもそう思うよ。ダイエットしたんでしょ？
どんなことしたのか教えてね。」

「教えるなんて・・・ただ今まで何も考えないで
おかわりしたのを減らしたんだよ。
それだけ食べてたってことよ。」

未来と由美が爆笑した。


「え～～何何？楽しそうな話～～？」
亜美が加わって　四人で爆笑した。

友達がいるってこんなに楽しいんだ。
このかしましさは龍でも　無理。
同性の友達は必要なんだなって感動した。


「おはよう～～。」美里の黄色い声

振り返ると美里の声に無反応の龍が入ってきた。


龍は私の周りに人がいるのを驚いた顔をしていた。

隣の席についた龍から
「おはよう。」と声がかかってみんなは
驚いた顔をした。


「おはよ・・・・う・・・。
じゃあ　またあとでね～～。」


各自の席に戻っていった。