一途愛
龍は一瞬だけ私に優しく笑いかけてくれた。

うれしいかった。
私が変われたのは龍のおかげだよ。


「え~~三学期に入ったことだし
リクエストももらってるので 本日は席変え。」


クラス中がざわついた。


え~~~~やだ 三学期早々気持ちが萎える。

先生を思いっきり恨む。
龍も ノートを黒く塗りつぶした。


まずは男子が残って席を決めた。


私の隣になったら やだとか言うんだろうな。
龍の前で恥かくの少し辛い。


それから男子と入れ替えに女子


決まったとところに男子が入ってきて
私の隣には 真面目な学年一位とか言われてる男子


幸いなことにイヤな顔は見えなかった。
うれしいことに斜め後ろが龍。


よかった~~~。


龍の隣は 誰もいなくてホッとした。
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