一途愛
ジュースを飲んでお菓子を食べておしゃべりしたり
四人の笑い声は高らかに響き渡る。


亜美の部屋にもテレビとソファーがあって
お金持ちは違うなって思った。


大きなバルコニーにはテーブルとイス

「雪が終わったら ここでおしゃべりするの?」

思わず立ち上がった。


「あ もう少ししたら そこ宗方通るから。」


「え?」

亜美が立ち上がって私の隣に来た。

「隣の家に通ってるよ。
何してんだろ。まさかとなりの娘と付き合ってたりしてたら
びっくりしちゃうけど。」

「娘?」

もしかしたらバイトの家?


「引きこもりみたいだよ。
だけどね・・・めっちゃきれいらしい。
私も見たことないけど うちのママが車で出てきた娘
見たけど めっちゃきれいでびっくりしたみたい。」



ザワザワ してきた・・・・・。
私の不安虫が 目を覚ました。


そんな綺麗な子と一緒にいるんだ・・・・・。


「ほら 来た来た~~。」

亜美が指をさしたらみんな集まってきた。


「宗方ってさ かっこいいよね~~。」

うん かっこいいよ・・・・・・。
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