一途愛
ところでなんで家なの


「早く来いや!!」

「は……はい!!」

そして玄関に入ると エプロンをつけた
おばさんが二人 走ってきて


「おかえりなさいませ。」と言った。

「ただいま。人が来たからなんか飲み物持ってきて。」

私はおばさんのどっちが 宗方のおかあさんか
わからなかったけど

「大関と言います。お邪魔します。」

小さい声で必死に挨拶をして 出されたスリッパを
はいて 宗方の待つなんと家の中にエレベーター


二人も乗るとさすがに狭い空間

汗臭くないかな私


すっかりいい汗をかいてしまったから
緊張感にドキドキしている。


三階の部屋

開けるとそこはうちの一階部分くらいある
それはそれは大きな部屋だった。


「す…すごい……。」思わず声をあげる。
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