一途愛
私はその携帯から 伊織さんの夫の携帯に電話したけど
つながらなかった。
だから直接病院に電話をして 呼び出しをしてもらってる間に
病院に到着した。
運転手に手を借りて
すぐに看護師さんが車いすで伊織さんを
連れて行ってしまった。
もう一人の看護師が
[待合室でお待ちくださいね。」
そう言って二人を追い掛けて行った。
伊織さんの夫はまだ電話に出られない。
お医者さんだから忙しいんだなと思っていたら
タクシーの運転手が
「じゃあお大事にね。」と言った。
「ありがとうございます。
アドバイス助かりました。」
「すごく落ち着いててよかったよ。
キミがしっかり言葉をかけてたから あの人なんとか
平静を保ってたんだと思うよ。
看護師さんとか向きじゃないかい?
なかなかああいう時 落ち着かせるのって大変なんだ。
不安でパニックになってるから
なおさら人の言葉に耳かさないから…うちのも
急にお産始まった時は俺も二人で パニックで大変だったよ。」
笑顔で運転手は去って行った。
伊織さんの役に立てればよかったけど…。
「もしもし…お待たせしました。松島です。」
低い声の男の人。
私はできるだけ冷静に 伊織さんの事を話した。
「なんとかすぐにそちらへ向かいますので
それまですみませんけど よろしくお願いします。」
伊織さんの夫もかなり慌てている様子。
「事故に何か合われたら大変ですから
落ち着いて下さいね。」
「はい!!」
ダーリンは私がまさか高校生だとは思わないだろう。
お医者さまにえらそうに~~。
つながらなかった。
だから直接病院に電話をして 呼び出しをしてもらってる間に
病院に到着した。
運転手に手を借りて
すぐに看護師さんが車いすで伊織さんを
連れて行ってしまった。
もう一人の看護師が
[待合室でお待ちくださいね。」
そう言って二人を追い掛けて行った。
伊織さんの夫はまだ電話に出られない。
お医者さんだから忙しいんだなと思っていたら
タクシーの運転手が
「じゃあお大事にね。」と言った。
「ありがとうございます。
アドバイス助かりました。」
「すごく落ち着いててよかったよ。
キミがしっかり言葉をかけてたから あの人なんとか
平静を保ってたんだと思うよ。
看護師さんとか向きじゃないかい?
なかなかああいう時 落ち着かせるのって大変なんだ。
不安でパニックになってるから
なおさら人の言葉に耳かさないから…うちのも
急にお産始まった時は俺も二人で パニックで大変だったよ。」
笑顔で運転手は去って行った。
伊織さんの役に立てればよかったけど…。
「もしもし…お待たせしました。松島です。」
低い声の男の人。
私はできるだけ冷静に 伊織さんの事を話した。
「なんとかすぐにそちらへ向かいますので
それまですみませんけど よろしくお願いします。」
伊織さんの夫もかなり慌てている様子。
「事故に何か合われたら大変ですから
落ち着いて下さいね。」
「はい!!」
ダーリンは私がまさか高校生だとは思わないだろう。
お医者さまにえらそうに~~。