一途愛
毎日注意されっぱなしだけど 必死だった。
患者さんに 最近は名前を覚えてもらえて
「頑張って。」なんて反対に元気もらったり
本当に充実していた。
となりの病棟の応援にもかりだされて
少しは先輩達の役に立てるようになれたのかな
なんて忙しく走り回っていた。
ある時
「大関さん 隣のヘルプ行ってくれる?」
師長に言われて 隣の病棟の詰所に行った。
「ごめんね こっち一人休んじゃってていつも悪いわね。」
まったくだ
とは言えず
「お役に立てるなら嬉しいです。」と
元気に答えて見た。
女の世界 けっこうこれでも気は使う。
レントゲン室に入院患者を迎えに行った。
名前を見て一瞬 ハッとしたけど
同じ名前なだけかもしれないけど……。
年頃も同じだった。
車いすでうなだれてる女の子がいた。
長い髪の毛がすっぽりと
顔を覆っている。
「三浦さんですか?三浦葉月さん。」
うなづく。
もしかして…あの子がこの子?
顔が隠れていて よく見えないけど……。
「病室戻りましょうね。」
ドキドキした。
龍の婚約者・・・・・・。
患者さんに 最近は名前を覚えてもらえて
「頑張って。」なんて反対に元気もらったり
本当に充実していた。
となりの病棟の応援にもかりだされて
少しは先輩達の役に立てるようになれたのかな
なんて忙しく走り回っていた。
ある時
「大関さん 隣のヘルプ行ってくれる?」
師長に言われて 隣の病棟の詰所に行った。
「ごめんね こっち一人休んじゃってていつも悪いわね。」
まったくだ
とは言えず
「お役に立てるなら嬉しいです。」と
元気に答えて見た。
女の世界 けっこうこれでも気は使う。
レントゲン室に入院患者を迎えに行った。
名前を見て一瞬 ハッとしたけど
同じ名前なだけかもしれないけど……。
年頃も同じだった。
車いすでうなだれてる女の子がいた。
長い髪の毛がすっぽりと
顔を覆っている。
「三浦さんですか?三浦葉月さん。」
うなづく。
もしかして…あの子がこの子?
顔が隠れていて よく見えないけど……。
「病室戻りましょうね。」
ドキドキした。
龍の婚約者・・・・・・。