一途愛
「私の病気知ってる?」
「ごめんね。私病棟違うでしょ。こっちはヘルプできてるから
何も知らないのよ。」
「そうなんだ。」
点滴を確認した。
「じゃあ 行くね。今度会ったら声かけていい?」
私が言うと
「私 恋敵だけど?」
「あ それはそうだけど……。」
「龍とは別れてくれたんでしょ。」
確信をついてきた。
「別れるって言うか 送りだしたの。」
さすがに素直には言いたくない。
「ありがとう。今 私一人だったら自殺してる。
龍がいるから 闘ってる。」
ありがとうって……言わないでよ。
「龍を大関さんから奪えて嬉しかった。
だって龍は私より大関さん優先だったし悔しかったから。
婚約の話も バカげてるけど 嬉しかった。
神様からのプレゼントだと思ってる。」
「ごめんね 仕事中だから
その話はまた今度にしてくれる?」
さすがに落ち込みそうだった。
龍を奪われたわけじゃない。
ただそうしなければいけない 流れが
私と龍の前にあっただけ。
「手術の日にね龍が来るの。
いっつもメールばっかりだけど 今度は来てくれるって。」
動揺した。
でも必死だった。運命の流れに逆らえなかっただけ。
「じゃあ 何かあったらコールしてね。」
私は足早に葉月の病室を飛び出した。
龍が帰ってくる・・・・・。
「ごめんね。私病棟違うでしょ。こっちはヘルプできてるから
何も知らないのよ。」
「そうなんだ。」
点滴を確認した。
「じゃあ 行くね。今度会ったら声かけていい?」
私が言うと
「私 恋敵だけど?」
「あ それはそうだけど……。」
「龍とは別れてくれたんでしょ。」
確信をついてきた。
「別れるって言うか 送りだしたの。」
さすがに素直には言いたくない。
「ありがとう。今 私一人だったら自殺してる。
龍がいるから 闘ってる。」
ありがとうって……言わないでよ。
「龍を大関さんから奪えて嬉しかった。
だって龍は私より大関さん優先だったし悔しかったから。
婚約の話も バカげてるけど 嬉しかった。
神様からのプレゼントだと思ってる。」
「ごめんね 仕事中だから
その話はまた今度にしてくれる?」
さすがに落ち込みそうだった。
龍を奪われたわけじゃない。
ただそうしなければいけない 流れが
私と龍の前にあっただけ。
「手術の日にね龍が来るの。
いっつもメールばっかりだけど 今度は来てくれるって。」
動揺した。
でも必死だった。運命の流れに逆らえなかっただけ。
「じゃあ 何かあったらコールしてね。」
私は足早に葉月の病室を飛び出した。
龍が帰ってくる・・・・・。