一途愛
「こんなばばぁといたら ルナもお口が
はしたなくなりますからね。」

宗方がそう言い返すと おばあさんは

「何を言ってんだか。このバカチン。」


宗方がおばあさんにやられている様子が
とても楽しくてついつい笑ってしまった。

「おい おまえここであったことは
誰にも言うなよ。」

宗方が言うとまたおばあちゃんが
今度はお尻をたたいた。

「いて!!やめれよばあちゃん。」

「その上から目線ないい方は違うだろうよ。
こんなバカな子だけど 隣の席っていうから
よろしくお願いしますね。」

おばあちゃんはそう言うと
頭を深く下げて部屋を後にした。


ルナが私のところにやってきたので
抱きしめた。

「大丈夫です。宗方くんも学校では私と話しをしないで。
いじめられたら困るから。」



情けない言葉……
そう…そうなんだ……。
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