一途愛
「この洋服に着替えてね。
今 着てるのは私が持って帰るから
報告がてら とりにきてね。
頑張るんだよ。」

美里が抱きしめてくれた。

「ありがとう。ほんとありがとう。」

美里の優しさが心にしみる。


美里の洋服に着替えて出て行くと


「いい~~~もう最高にいいわ~~~。
自信もって宗方に飛び込みなさいよ。」


美里たちには婚約者のことは話していなかった。


「ありがとう。」

「じゃあ 私ロケ行くから 時間少しつぶしていけるよね。」

「うん。美里・・・・。」

「何?」

「大好きだよ。」


私は美里に抱きついた。


「私もだよ。姫に幸せになってほしい。」



あんなに大嫌いだったのに…美里派今
かけがえない友人の一人だった。


「美里ちゃん頑張ってるよね。」
綾人が近づいてきた。
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