一途愛
今までだって好きになった女はいたけど
姫ほど全身全霊かけて
愛した女はいなかった。
ミチルは 親父の愛人の娘だったから・・・・。
友達のようにそばにいたミチルが
俺の事を好きなのは気づいていたけど
存在が許せなかった。
親父が憎くて憎くて・・・・愛人の娘に手を出したら
あいつがどんな顔をするのか
知りたくなったんだ。
ミチルはすぐに俺におちた・・・・。
俺の心の中は複雑だった。
ミチルを抱くたびに 親父が愛人を抱いている錯覚を覚えて
だけどそれが不思議に快感だった。
愛人の娘・・・・
罪悪感から愛を語ったけど
俺は親父と同じ 冷酷人間だと思った。
親父がミチルと俺の関係を知ったらどんな顔をするだろう。
ミチルを本気にするのは簡単だった。
そんな自分に嫌悪感をずっとずっと感じてたある日
母親が急死した。
ミチルと付き合っているのを必死に
阻止していたのは 俺らが腹違いのきょうだいだったから。
「あいつをギャフンと言わせてやるよ。
愛人の娘と本妻の息子ができてるなんて あいつに
とっては最高のシュチュエーションだろ?」
「待って…待ってよ・・・・龍・・・・。
かあさんを一人にしないで・・・・。」
俺はすがるかあさんを見殺しにした。
そして小さい頃から大好きだった一番俺を
愛してくれた人をこんな形で失ったんだった。
姫ほど全身全霊かけて
愛した女はいなかった。
ミチルは 親父の愛人の娘だったから・・・・。
友達のようにそばにいたミチルが
俺の事を好きなのは気づいていたけど
存在が許せなかった。
親父が憎くて憎くて・・・・愛人の娘に手を出したら
あいつがどんな顔をするのか
知りたくなったんだ。
ミチルはすぐに俺におちた・・・・。
俺の心の中は複雑だった。
ミチルを抱くたびに 親父が愛人を抱いている錯覚を覚えて
だけどそれが不思議に快感だった。
愛人の娘・・・・
罪悪感から愛を語ったけど
俺は親父と同じ 冷酷人間だと思った。
親父がミチルと俺の関係を知ったらどんな顔をするだろう。
ミチルを本気にするのは簡単だった。
そんな自分に嫌悪感をずっとずっと感じてたある日
母親が急死した。
ミチルと付き合っているのを必死に
阻止していたのは 俺らが腹違いのきょうだいだったから。
「あいつをギャフンと言わせてやるよ。
愛人の娘と本妻の息子ができてるなんて あいつに
とっては最高のシュチュエーションだろ?」
「待って…待ってよ・・・・龍・・・・。
かあさんを一人にしないで・・・・。」
俺はすがるかあさんを見殺しにした。
そして小さい頃から大好きだった一番俺を
愛してくれた人をこんな形で失ったんだった。