地味な彼はトップモデル
「野上おはよう。」



俺は野上を見てビックリした。



「お前なんだよ、そのくま。
昨日寝てないのか?」




「神崎君おはよう。
実は昨日いろいろ考え事してたら寝れなくて・・・
でも大丈夫!
ちゃんと仕事はするから。」




「あたりまえだ。
それよりお前のドラマ出演決まったぞ。
なんと俺の相手役。
つまり恋人役だ。」



「へ~
ってえー!!
何で私が神崎君の相手役な!?
この前確か木之本萌ちゃんとドラマの撮影してたじゃん!
それなのに何で!?
スタッフさんに迷惑かけちゃうよ!」



こいつ、想像以上に驚いてるし。
やっぱこいつはうけるな。



「理由はただたんに俺が木之本萌を嫌なのと、あいつよりおまえの方が演技うまかったからかな。
だから今日から改めて宜しくな。」




「私木之本萌ちゃんから役を奪った事になるじゃん!
恨まれる!絶対恨まれる!
嫌がらせとかあったらどうするのよ!」



こいつ漫画の読みすぎだろ。笑





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