地味な彼はトップモデル
「もう、遅いよ!」


「ごめんって。
それより今日どこに行く?」



「実はこの前新しくできたケーキ屋さんがあるんだけど行ってみない?」



「えっ、ケーキ!?
行く行く!!」


「咲はケーキ好きだもんね。」


そりゃ、女の子は誰でも甘いもの好きでしょう。



「うん!!」


それから私は遊んで帰るとお母さんにメールするため携帯を探していた。


「ない!ないよ!」



「何が?」


「携帯が・・・。
あっ、思い出した!
教室だ。」



「もう、咲ったら。
私ここで待ってるから携帯とってきな?」



「うん、樹里ごめんね?」



私は猛スピードで廊下を走り階段を登り自分の教室えと急ぐ。


はぁはぁ・・・
やっと教室に着いたってあれ?
誰かいるのかな?


教室から誰かの話し声が聞こえてきた。


電話してるみたいだな~。
どうしよう、樹里が待ってるのに・・・。

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