地味な彼はトップモデル

「おっ、君可愛いじゃん
浴衣とかまじいい!
なんならこのまんま俺らとどっか行こうよ」



えっ、無理にきまってんじゃん



「すいません、そういうお誘いは断る事になっていて…」



これで諦めてくれ!


私の願いは虚しく全然聞いてくれなかった。



「いいじゃん、君一人抜けたところでもばれやしないって」


そういう問題じゃないんだけど…



そう考えていると一人の男が私の腕を掴んだ。


「いや、やめて下さい!」


私はヤンキー達を睨みつけた。



「やめて下さいだって
まじ萌え~
そんな顔で言われても全然怖くねえし」


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