繋いだ手

公園

善とあたしは、
あの海以来、

すっかり夜景マニアと化していた。



ここらへんで、


一般的に騒がれている、
夜景スポットは
もちろんの事、


毎週毎週、
東に西に、
迷う事無く、足を運んだ。



そして、今日も、
新たに、

お気に入りの景色を
見つけだす為に、

出向いていた。



さっき、
ハンバーグとイチゴミルク

善はソレに味噌汁を飲み、


お腹は
既に満たされ済みだった。


善とあたしは、
本当に気が合うんだと思う。



二人でお互いの時間を

共有するようになって、


一緒に過ごすことが、

かなり当たり前になって、

そろそろ2ヵ月くらいになるかなぁ？




あたしにも、

善にも、

それぞれに友達がいるし、

仕事や、趣味、
それぞれの夢、

いろんな部屋を持っている。



そのバランスを
乱すことなく

っと言うよりは、


この¨共有¨があって、

更にどのページも、

充実していることが、
お互いの声で

わかった。


今日の手始めには、

バレーボールをすることに決めた。

参加メンバーは二人。