繋いだ手
「それは、違うよ、人の悩みに


大きい小さいなんかない。

人の痛みにどっちが、深いか?浅いか?なんてないし


そう思うよ。


あたし、善に答えてた事全部、


あたし自身にも言ってることなんだ。


これが正しかったかどうか?は、今もわからない。


でも、その時々の最善で来たならば、後悔は


最小限に抑えられるよね…。



確かに、その時を振り替えれば、今も泣きたくなるし、


惨めだったし、痛くなるよ。


でも、今は違う。

結果、あたしは、今、毎日、素敵だよ!」



善はやさしい表情で

あたしを見ていた。
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