現代都市伝説物語~恋愛魔曲~
死体とオルゴール
同時刻。
理緒と純輝は、悟志の家の客間にいた。
二人とも、テレビを見ている。
飽くまでも、暇潰し程度の気分で。
『次のニュースです。今朝、札幌帝国大学の敷地内で、大学生二名の死体が発見されました』
女性ニュースキャスターの声に、理緒達は顔を見合わせる。
「札幌帝国大学って、ここから割りと近いよねぇ」
「近くで人が死ぬと、何か嫌だよな…」
テレビの中では、よくニュースの話題に取り上げられる人の死。
しかし、ニュースを見ている側にとっては、ただの日常の中の1コマ。
いちいち、気に止める事もなく忘れていく。
たまたま、近くで起こった事だから、理緒達は気に止めただけの話だ。
しかし、飽くまでも、まだ身近な事としては捕らえていなかった。
理緒と純輝は、悟志の家の客間にいた。
二人とも、テレビを見ている。
飽くまでも、暇潰し程度の気分で。
『次のニュースです。今朝、札幌帝国大学の敷地内で、大学生二名の死体が発見されました』
女性ニュースキャスターの声に、理緒達は顔を見合わせる。
「札幌帝国大学って、ここから割りと近いよねぇ」
「近くで人が死ぬと、何か嫌だよな…」
テレビの中では、よくニュースの話題に取り上げられる人の死。
しかし、ニュースを見ている側にとっては、ただの日常の中の1コマ。
いちいち、気に止める事もなく忘れていく。
たまたま、近くで起こった事だから、理緒達は気に止めただけの話だ。
しかし、飽くまでも、まだ身近な事としては捕らえていなかった。