現代都市伝説物語~恋愛魔曲~
「流依ちゃんから電話だぁ!」


ディスプレイを見て確認すると、理緒は急いで通話ボタンを押した。


「もしもしぃ?」


『理緒』


「流依ちゃん、どうしたのぉ?」


『幽霊屋敷で、人が死んだんだ』


「え…?それって…」


『明日、詳しい事は話すよ』


理緒の言葉を遮って、流依が言う。


『今日は、警察の事情聴取があるから、帰るのが遅くなる。理緒達は、先に帰ってて構わないよ』
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