現代都市伝説物語~恋愛魔曲~
From:黒須流依
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昨日の事を話したい。
すぐに京極の家に来て。


「あたしのとこに来たのと、全く同じメールだぁ!」


「それより、さっさと京極の家に行こうぜ。行くのが遅いと、また黒須に文句を言われそうだし…」


ズボンのポケットに、携帯電話を仕舞いながら、純輝が言う。


「うん、そうだね!」


理緒は頷くと、悟志の家の方へ走り出した。
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