現代都市伝説物語~恋愛魔曲~
「だから、昨日は三国絵梨花に文句を言いに行ったの。だけど…」


「文句を言う前に、本人が死んでたんだね?」


沙織が、頷く。


「その三国絵梨花が死んだ現場にも、オルゴールが落ちてたのよね?」


「あ、ああ」


「だったら、三国絵梨花も、そのオルゴールの所為で死んだんじゃないの?」


流依が手にしているオルゴールを指差し、沙織は再び睨み付けた。
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