現代都市伝説物語~恋愛魔曲~
「だが、何時も夜中になるまでは、あの部屋に管理人がいるらしい」


悟志の言葉に、流依達が考え込む。


「ねぇ、悟志君!」


「草壁。どうした?」


「何時も、いる筈の場所にいなかったなら、何かいなくならなきゃいけない理由があったんじゃない~?」


そう言って、理緒が微笑む。


「理由か…」


呟きながら、再び流依達が考え込む。
< 166 / 201 >

この作品をシェア

pagetop