現代都市伝説物語~恋愛魔曲~
「昨日、消えた理由もハッキリした事だし、そろそろ幽霊屋敷の管理人に逢いに行こうぜ」


指の関節をポキポキ鳴らしながら、幹彦がソファーから立ち上がった。


それを機に、他の人間達も次々にソファーから立ち上がる。


「そうだね。沢山、文句を言ってやらなきゃ!」


「もう悪さが出来ない様に、さっさと成仏してもらわないとね」


「人を殺した罪、償わせないとな…」


「私を利用した事、後悔させてやる!」


「萌達を死なせた事、絶対に許さない」


「よし、行こう」


全員が、強く頷き合った。
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