現代都市伝説物語~恋愛魔曲~
「このままだと、非常にマズい。みんなで、オルガンを壊すんだ!」


そう言うと、悟志はパイプオルガンの椅子を、遠くに投げ捨てた。


「え…?何が、どうなってるんだ?」


純輝は訳が分からずに、理緒の方を見た。


「さぁ?」


理緒も、よく分からないという顔をしている。


「まさか…!」


流依の顔から、血の気が引いていく。
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