現代都市伝説物語~恋愛魔曲~
恋が必ず叶う方法
2月末日。
純白の雪が吹き荒れる、とても寒い日。
何時もと変わらず、北創学院高等学校には、沢山の生徒達がいた。
そして、昼休み。
「帰りまでに、やまないかなぁ?」
草壁理緒【クサカベ
リオ】は、教室の手摺りにもたれながら、窓の外を見て呟いた。
「これだけ降っていたら、無理そうな気がするね」
理緒の隣で、同じように窓の外を見ながら、黒須流依【クロス ルイ】が呟く。
「だよねぇ…」
「こんな日くらい、学校、休みになればいいのにね」
「うん。遭難する生徒が出たら、どうするつもりなんだろうね?」
「理緒、今日は一緒に帰ろうか?」
「え?」
「遭難するとしたら、真っ先に理緒が遭難しそうだから…」
「え~?しないよ~!でも、流依ちゃんと一緒に帰りたい♪」
「決まりだね」
純白の雪が吹き荒れる、とても寒い日。
何時もと変わらず、北創学院高等学校には、沢山の生徒達がいた。
そして、昼休み。
「帰りまでに、やまないかなぁ?」
草壁理緒【クサカベ
リオ】は、教室の手摺りにもたれながら、窓の外を見て呟いた。
「これだけ降っていたら、無理そうな気がするね」
理緒の隣で、同じように窓の外を見ながら、黒須流依【クロス ルイ】が呟く。
「だよねぇ…」
「こんな日くらい、学校、休みになればいいのにね」
「うん。遭難する生徒が出たら、どうするつもりなんだろうね?」
「理緒、今日は一緒に帰ろうか?」
「え?」
「遭難するとしたら、真っ先に理緒が遭難しそうだから…」
「え~?しないよ~!でも、流依ちゃんと一緒に帰りたい♪」
「決まりだね」